広島大会は豪雨の影響で3度延期され、全国56大会で最も遅い開幕を迎え
ました。
開会式は例年より大幅に規模が縮小されましたが、選手宣誓では…
「今日、ここに大会が開会されること、野球ができることに感謝します。
7月6日、記録的な豪雨が西日本を襲いました。多くの命が失われ、今も
被災されている方々もいます。亡くなられた方々に哀悼の意を表します。
私の地元は矢野です。7日の朝、私が見た景色、矢野が矢野でなくなった
ように感じました。
とにかく行動せずにはいられませんでした。その中でどうにもならない
無力感も感じました。今なお困難な状況にある仲間もいると思います。
しかし、私たち一人ひとりにとって、選手権大会は、一回きりのかけがえ
のないものです。どんな状況も克服し、それを乗り越えて挑戦します。
それが野球だから。
その積み重ねが100回目を迎えました。
今回は、私たちの成長、私たちの闘う姿を見てもらう大会です。被災された
方々に勇気と力を与えられるように全力でプレーします。
家族、指導者、チームメート、私たちを支えてくれた全ての人々への感謝を
胸に、がむしゃらにプレーすることを誓います。」
素晴らしい選手宣誓で感動しました。